主とエホバ

 イスラエルの神エホバは、自分の子を地上に送った。イエスは、神の名について語り、父と呼んだ。

 イエスは、『律法と預言者たち』の中で「エホバ」と書かれている方を父と呼び、「主」と書かれている人物を自分に当てはめた。

 イエスは一貫して「エホバ」と書かれている方を「父」と呼びました。自分については「主」「師」「先生」「メシア」「人の子」「神の子」などと呼ばれていました。

わたしの主に対するエホバのお告げはこうです。
「わたしがあなたの敵をあなたの足台として置くまでは,
わたしの右に座していよ」。
(詩篇 110:1)

 ダビデが「主」と呼んでいるのは、第一義的には、サウル王のことです。預言的な意味としては「イエス・キリスト」を指しています。

 カトリックの人やプロテスタントの人が語る見方とは、僕は観点が異なっています。彼らは、「エホバ」に該当するものが、「主イエス」だといいます。

 でも僕は違うと思います。「エホバ」に該当するものは「父」です。「主」に該当するものが「イエス」です。

カトリックプロテスタントの見解

エホバ → 主イエス

僕の見解

エホバ → 父
主 → イエス

 この対応関係が大切なんじゃないかなと思います。