ブルックリンのものみの塔協会本部は、1000億円の価値を秘めている

 面白い英語の記事を発見しましたので、紹介します。

「証人」によって所有される、グループの本社とそれにともなう他のふたつの不動産の売却は、10億ドルをもたらす可能性があります。
(The sale of the group’s headquarters, along with two other properties owned by the Witnesses, has the potential to bring in $1 billion.)
Jehovah’s Witnesses’ Brooklyn Headquarters for Sale

 たくさんの写真があって、地下道でつながっているのも興味深いですが、これらの不動産が、10億ドル、1ドル120円で換算しますと、1200億円の価値を持っているようです。

 協会は、つぶれかけてはいないし、新本部移転が完了して、印刷工場を閉め、ベテル職員をリストラし、JWブロードキャスティングによって、コスト削減を達成すれば、十分なお金が残る。このお金で優秀な弁護士を雇って、性的虐待問題もある程度のところで和解や司法取引ができれば、ものみの塔協会の明るい未来がある。

 ものみの塔協会は、生き残るつもりだ。証人はどうなろうとも、自分たちは、有利に生き残ってやる。それくらいの強い意思がある。宗教特権がある限りは、最後には守られるだろうと考えている。

 僕は、性的虐待裁判によるイメージ低下と、賠償金だけでは、ものみの塔協会の体質を変えることはできないと思っています。さらに、必要なことは、宗教特権の停止と、運営の交代です。大規模詐欺と性的虐待の証拠隠滅において、ものみの塔協会の刑事的な罪が認められれば、これは、可能になってくると思います。