キリスト教に興味があってインターネットで調べている方へ 第6回 イエス・キリストは命の救い主

 イエス・キリストについては知っている方は多いと思うのですが、いったいどのような人だろうかということについていえば、知らない人のほうが圧倒的に多いんじゃないでしょうか。

 聖書ではイエスは救い主と呼ばれています。何の救い主かというと命の救い主です。

 ひどい災害に見舞われたとします。そして、窮地に立たされてもう死んでしまうかもしれないという状況を考えてみてください。もう助けは来ないだろうと悲嘆していましたが、ぎりぎりのところで、レスキュー隊が到着します。そして、救出されたことをうれしく思います。

 そうです。人は命が救われるときに、感動して、助かってよかったと思います。もっと生きたいと思っているのです。生きたいという願いが心の中に書き込まれています。

 死んでしまう病気を医者から宣告された場合はどうでしょうか。がっかりしますね。絶望感に沈んでしまうかもしれません。そして、残りの人生を精一杯生きようとするのではないでしょうか。

 イエス・キリストは、聖書では救い主と呼ばれています。命の救い主です。イエスに信仰を働かせるなら生きます。

 すべての人は罪を犯したので死んでいきます。人生の終わりは死です。けれども、神とイエスを信じるならば、人生の最後は命です。

 そうです。僕たちエホバの証人は、死に向かっては歩んでいません。病気になったとしても、怪我をしたとしても、神のみ前で正しいことを行うならば、その最後は命であるということを知っているからです。

 どんなに馬鹿にされても、どんなに無視されても、どんなに迫害を受けても、その最後が命であるという希望は、どんなことにも打ち勝ちます。たとえば、襲ってくるものが死であったとしてもです。み子イエスは、死への勝利を宣言する方です。

 聖書は実は、命の救いについて書かれた書物です。これが、世界中で宣べ伝えられているイエス・キリストに関する良いたよりです。

 災害が世界規模で発生している状況で、多くの人は生きることについて考え、命を大切にし、困っている人の救助が大切であることを実感しています。

 聖書は、命が神からのものであって、それは大切なもので、今は人類は死に至る病におかされていますが、エホバ神は、イエス・キリストをもちいて、命の救出を行ってくださいます。

 どのように救出をおこなってくださるのでしょうか。

 続く。

前へ 目次 次へ