医療機関連絡委員会の廃止 - 改善案

 エホバの証人の改善にとって、必要なことは、組織を縮小することです。よく考えれば、僕たちに本質的に必要なことといえば、聖書をお勉強することだけです。この目的のためには、大きな組織というのは、ほとんど必要がありません。

 組織の肥大化は、たくさんの良くわからない法人を増加させました。また部門も増加させ、役職も増加させました。たくさんの役職の間には、コミュニケーションの不一致が起こり、巨大な官僚機構が、エホバの証人の間に閉塞感を生み出しています。

 さて医療機関連絡委員会ですが、これは、輸血拒否という教義のために生み出された、本来であればまったく不必要な組織です。

 僕は、エホバの証人の兄弟・姉妹のみなさんにお勧めしますけれども、輸血をしたくないという気持ちは、相対的なものでよいのです。絶対的に拒否する必要なんかないです。

 だから、もしあなたが、輸血という手段をとりたくないのであれば、お医者さんにそのことを伝えればよいです。ご自分で、病院を探すのもいいでしょう。でも、最終的な決定についてや、急を要する場合は、医者に治療方法をゆだねるのがよいと思います。

 あなたのわがままゆえに、医者をわずらわせる理由もなく、医者が治療の最終的な手段として輸血を用いたとして、エホバやイエスが怒る理由もありません。命がなくなることと、血によって命を救うことのどちらが、神の目にかなっているかをどうか黙想してみてください。

「あなた方のうち,一匹の羊を持っていて,それが安息日に穴に落ち込んだ場合,それをつかんで引き出さない人がいるでしょうか。どう考えても,人は羊よりずっと価値のあるものではありませんか。それで,安息日にりっぱなことをするのは許されているのです」。
(マタイ 12:11-12)

 だから、輸血を拒否するというのは、個人的な範囲の決定、良心の決定に任せるというのが、よいと思われます。医者を前にして、わがままをいわない、最終的な判断を医療の専門家である医者にゆだねる。そういう方針に変更して、医療機関連絡委員会を廃止するのがよいと思います。



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