エルサレムの滅びの年は昔は西暦前606年だっていっていたのを知っていますか

 エルサレムの滅びの年は西暦前607年だって間違った情報をものみの塔協会は言っていますけれど、昔は西暦前606年を主張していました。どうしてかって? それは西暦というのは0年目を数えないということを忘れていたからです。

 西暦前1年の次の年は西暦0年ではなくって、西暦1年です。実はこのことを理解していなくって、エルサレムの滅びの年は昔は西暦前606年だって昔は言っていたんです。

古い「ものみの塔」を見るとエルサレムの崩壊の年が西暦前607年ではなく西暦前606年となっている。
(歴史4 神意による年代調整/エホバの証人研究)

 これは、知っている人は知っている事実なので、間違いの訂正をどのように人に説明するかという点に注目したい。啓示の書の解説にはこうあります。

「これは神意によることでしたが、当時の聖書研究者たちは、『紀元前』と『紀元』の年代の間に0年という年がないことを理解していませんでした。『啓示の書』18章。

 これは、ちょっと怒ってもいい表現だと思います。明らかに0年が抜けていたことは人間のミスでした。けれども、この文章はそれが神のご意思だといっています。つまり、エホバ神が間違いを犯させていたということを、ものみの塔協会はいっているんです。

 天から、エホバとイエスが見ていたらどう思うでしょうか。「この嘘つき野郎」って思うんじゃないでしょうか。「神の名を使って、嘘を正当化するおろか者」「神の名を汚すおろか者」ですね。

 ちなみに、みなさんも知っていると思いますが、神は真実な方です。

わたしは大きな会衆の中で,あなたの愛ある親切とあなたの真実さを隠しませんでした。
(詩篇 40:10)

 ダビデは、このように神の真実さをはっきりと賛美しました。ものみの塔協会は、反対に、エホバを偽り者にしていますよ。普通は間違っていた場合は「間違って、ごめんなさい。気をつけます。」っていいますよね。でも、ものみの塔協会は違います。「間違いは神のご意思でした。」っていいます。

 この理屈にだまされている兄弟・姉妹が、あわれでならない。