寄付金の使われ方、これは、自慢できることなのかな

 JWブロードキャスティング1月号では、寄付の使われ方の内容が、説明されていましたね。マイナスドライバーさんの、1月号のJWブロードキャスティングの記事を引用させていただきます。

子供を生贄に捧げよ!
追い出されたのに〜♪
アンタに褒められても…
キリストを利用しないで欲しい

 寄付に関して。

忠実で思慮深い奴隷が与える提案や勧めにすすんで応え応じて
くださっています!2015年5月のプログラムで新しい王国会館と遠隔
翻訳事務所の建設を促進する必要についてお知らせし、それを
成し遂げるために直面している財政面での挑戦についても説明しました。
その後、直ちに、6月と7月の寄付額が15%も増えた事に私たちは
気付きました。ほ〜んとうに感謝しています。

 まず、これは自発的な寄付ではありませんでした。会衆基金を没収するという詐欺的な方法で集められたお金です。巡回監督の提案には、長老は逆らえず、長老の提案には、会衆の人は逆らえないと、そういう権力関係があるのに、これを、自発的な寄付のように、JWブロードキャスティングで伝えています。一つ目の偽善です。

 そして、寄付の使われ方に関してです。列挙します。ものみの塔協会が、もっとも力を入れているのは、以下です。

  • ウォーウィックにおける本部建設(統治体のすみか)
  • 遠隔翻訳事務所の建設(翻訳者という特権を持つ人たちのすみか)
  • 高額なオーディオ機器・AV機器の購入(コスト削減のための印刷から、映像への転換)
  • ミュージックビデオの製作
  • カレブ君アニメの製作
  • JWブロードキャスティングのために、世界中を撮影するための、撮影機器の購入

 一方で、会衆のための王国会館のメンテナンスや大会ホールのメンテナンス、支部事務所のメンテナンスは、行われていません。自分の会衆の王国会館のメンテナンスのために、協会から費用がでているという会衆がありましたら、教えてください。そのような会衆は、ほとんどないでしょう。

 また、世界中のベテル職員と、宣教方針のための、特別開拓者のリストラがどんどん進んでいます。今回のブロードキャスティングは、寄付の話と、建設奉仕に参加を促す話ばかりで、宣教に関しては、ほとんど語られることはありませんでした。協会の本音は、宣教をしてほしくはないということです。寄付と、建設奉仕に人を集めたいからです。

 この傾向を見れば、次のことがいえるのは明らかです。

会衆や個々の人は、ないがしろにする。統治体の財産を増やしたり、守ったりすることに、全力を尽くす。

 JWブロードキャスティングは、映像の美しさに満ちていますが、その心は、貪欲で満ちています。

 エホバの証人の兄弟・姉妹のみなさん、寄付や建築奉仕に参加することが、神への貢献ではありませんよ。ipadを購入して、JWブロードキャスティングをみることが、神への貢献ではありませんよ。JWブロードキャスティングばかり、みていると、一番大切なことを忘れてしまいますよ。そう、あの言葉を思い出してください。

彼は答えて言った,「『あなたは,心をこめ,魂をこめ,力をこめ,思いをこめてあなたの神エホバを愛さねばならない』,そして,『あなたの隣人を自分自身のように[愛さねばならない]』」。[イエス]は彼に言われた,「あなたは正しく答えました。『このことを行ないつづけなさい。そうすれば命を得ます』」。
(ルカ 10:27-28)

 隣人とは、身近にいる人のことです。身近にいる人とは、普段接している人のことです。彼らを、自分自身のように愛さねばならないといわれました。JWブロードキャスティングでは、寄付や建設の奉仕が、特別大事なように語られていますね。でも、キリストは、逆のことを言っていますね。「隣人を愛せよ」と。美しい映像や音楽に、心を奪われてしまってはなりませんよ。