ベテル・コンサルタント考察 - 印刷以外のリストラがさらに進むのか!?

 マイドラさんのところで紹介されていた、ベテル・コンサルタントに関する手紙。考察してみます。

ほんの数例ですが、ベテル・コンサルタントは通常、オーディオ・ビデオ、コンピューター、建設、製図、設計、法律、購入、不動産、税務書類作成、そして翻訳などの分野をサポートします。このような分野の技能を持っていますか。ある職種のでの経験がありますか。バプテスマを受けて少なくとも1年が経過しており、会衆で良い立場にありますか。もしこれに該当し、ベテルの仕事を在宅で援助することが可能であれば、どうぞ会衆の長老たちと話してください。長老たちは、皆さんがこの奉仕の機会をとらえるために必要な情報を持っています。
ベテル・コンサルタント|マイナスドライバーの本音を語るブログ

印刷以外の仕事を遠隔で行おうとしている

世界的には、ベテル印刷工場は、近年多く閉鎖され、多くの印刷は、日本とドイツで行われるようになりました。本部から与えられた資金をどう配分するかを考えた時、ベテルの人員を、印刷をメインに置く必要があるということです。

それ以外の作業については、人員をお金を使って雇うことができなくなったということです。だから、それ以外のすべての業務について、遠隔で無償の奉仕をやってもらおうということです。

ベテルのリストラはさらに進むと思います。幹部と印刷以外は、リストラ対象になる。だから、あらかじめ、会衆に対して告知して、リストラされたベテルの成員が、その特権にあずかれるようにしている。

ベテル・コンサルタントの優先順位は、ベテルをリストラされた人たちです。ベテルをリストラされ、開拓奉仕もできず、会衆の最下層に置かれた人たちを、救うためです。人を救うためというよりも、将来リストラされる自分たちの特権を守るためです。

リストラされるベテル成員が、会衆で特権的な立場を得るということが、大きな目的としてあります。

ベテル・コンサルタントは成功するか

ベテル・コンサルタントは、間違いなく失敗します。専門的な業務を遠隔で、それも無償で行うなんて、ありえないことだからです。品質は維持できず、納期も維持できず、遠隔の人員の管理だけに時間がとられ、それを、統合して管理することもできません。

中央集権的な組織が、突然、分散型の仕事の運営に変わったとして、成功することは決してないでしょう。

情報漏洩が起きる

遠隔に情報を渡せば、必ず情報漏洩が起きます。ベテルは守秘義務の書類を書かせるでしょうが、その仕事について、ほかの人に、こっそり話してしまうでしょう。人は、話したがる生き物だから。

英語の掲示板に、その仕事内容が書かれるでしょう。そして、王国会館売却の書類を製作させているなんて記事が、飛び出すでしょう。インターネットの時代においては、ひとつでも、情報漏洩の突破口があると、それが、全世界に向かって、知らされてしまいます。
遠隔の作業を増やせば増やすほど、リスクは高まり、秘密主義を保てず、あらゆることが暴露されていきます。

印刷も最終的には外注になる

こんなことをしていれば、印刷の業務もあと数年で、回らなくなることは目に見えています。そのときは、印刷業務を、アウトソーシングして、数十名程度を残して、ベテル成員の完全解雇、蛯名ベテルの売却が行われるでしょう。

出版物は、会衆がお金を出して、購入する時代が近づいてきています。amazonでのネット通販などから、会衆が、まとめて書籍を購入するという形になるでしょう。

王国会館も遠くなり、ガソリン代がかかり、大会ホールを借りる費用を年に三回払い、大会の交通費、旅費を払い、巡回監督の生活費、ネット、携帯電話、ガソリン代を払い、書籍や雑誌のお金も払い、ipadの買い替えも数年置きにし、Wi-Fiの料金も払い、会衆の巨大ディスプレイの買い替えも行う、というものすごく金のかかる宗教になります。

会衆の人たちは、聖書解釈については、そもそも関心がないので、どうでもよいけれど、お金のことや自分がめんどくさいことに関しては厳しいよ!

「金、金、金、金、金ばっかり(うんざり)」という人が、続出するでしょう。

今後、個人研究ノートは、土曜日更新になります。月3〜4回の更新を目指します。