べテル業務のウォールマート委託について

 中野っちさんのブログからの情報。

更なる経費削減と利益確保を図るため、協会は新たな取り組みをはじめました。原材料の調達から生産・在庫.販売にいたる仕事を物流大手のウオールマートに委託する、というものです。これにより多くのベテル奉仕者は不要となり、解雇される見通しです

北米で更なるベテル奉仕者削減
http://ameblo.jp/nakanokatsuhiro/entry-12175272431.html

協会の大企業に関する公式見解はどうだったんだろう

 ライブラリで、「大企業」について検索してみました。「啓示の諸の最高潮」という書籍では、こう書かれていました。

わたしたちは,エホバの女のような天の組織に対してサタンが行なってきた戦いの歴史をたどってきました。(啓示12:1,9)蛇の地的な胤はその宗教や政治,および大企業を用いて,この地上で,イエス・キリストとその油そそがれた14万4,000人の追随者で成る女の胤に残忍な迫害を加えてきました
(啓示の書の最高潮 36章 263p)

 簡潔に書くと公式見解は大企業は、統治体を迫害してきたというものです。

 でも実際は統治体は大企業と仲良しなんです。

大企業であるウォールマートに、業務委託を行うものみの塔協会

 本音と建前があるこの世の中、もちろん協会にも本音と建前があります。表向きには、大企業は統治体を迫害している、しかし実際は、ものみの塔協会下の多数のNPOを通して、大企業と取引をしています。

 今回のウォールマートへの業務委託の理由は何だと思います。それは、ずばりいうと、現在の収入ではべテルを維持できないからです。それともうひとつ、本部建設のお金が足りないから。だから、世界中の支部を売却して、お金を生み出そうとしている。

 生産・在庫.販売をウォールマートに委託するわけですから、購入するときも、ウォールマートから購入することになります。会衆で、必要な量の書籍、雑誌、聖書を、ウォールマートから購入するということです。会衆基金をつかって、ウォールマートから、書籍、雑誌、聖書を購入する。

 ウォールマートは、販売委託料を、販売された書籍、雑誌、聖書の中から受け取る。べテル奉仕者のリストラは、どんどん進む。世界中の雑誌の生産のための工場は、すべて閉鎖されることでしょう。

 書籍、雑誌、聖書は、今後は、無料ではなくなる。会衆基金を使って、ウォールマートから購入ということになる。べテルに依頼するのではなくって、ウォールマートから購入する。会衆の兄弟・姉妹からは、書籍、雑誌、聖書を購入するためのお金を、請求するようになる。そんな未来が見えます。