忠節な者には忠節をもって行動されます
エホバのご性格の一つに忠節というものがあげられます。聖書では忠節という言葉は「密着した親切な愛」という意味を持っているようです。
忠節な者には、あなたは忠節をもって行動し、とがのない、力のある者には、とがのない仕方で対処されます。
(新世界訳聖書 サムエル記第二22章26節)
この聖句は親切な愛を示す人には、エホバ神も親切な愛を持って行動してくださるということを意味しています。
イエスはおきての中で最大のものは、「神への愛」と「隣人への愛」といわれたので、忠節な者という言葉には、神に対しての忠節と隣人に対しての忠節が含まれているものと思います。
テレビの時代劇などでは、忠節を示すという行為に対して、好意的に見る人は少なくないのではないでしょうか。忠節や自己犠牲を示すことが、感動的な場面であることは少なくありません。
現代社会においてはどうでしょうか。忠節という密着した愛の気持ちは、どこかに忘れ去られてしまったのではないでしょうか。
もしテレビのドラマなどで忠節な愛の気持ちの表現に感動したならば、一度聖書を学んでみるのはいかかでしょうか。
聖書には、神は生きておられ、私たちに忠節な愛を示してくださる方であるということが書かれています。
自分自身が忠節である限り、神はいつでも忠節です。裏切ったり、離れていったりする方ではありません。
神に愛を示している限り、いつでもエホバはそばにいてくださいます。祈りを通して、いつでも神に近づくことができます。
神の愛を思って涙することもあります。それくらい忠節な愛です。