神のお名前はエホバ

 神には名前がありますかという質問には「はい」と答えます。

 なぜ神に名前があるのですかという質問には、聖書に書かれているからと答えます。

 聖書には神のお名前がエホバ(ローマ字表記でYHWH)であるということが示されています。

それは,人々が,その名をエホバというあなたが,
ただあなただけが全地を治める至高者であることを知るためです。
(新世界訳聖書 詩編83編18節)

 エホバの証人という名称の中にはエホバという言葉が含まれていますが、実はこれは神のお名前です。

 「エホバの証人」という名称には、「エホバ神の目的を証しする人々」という意味があります。

 エホバ神は宇宙、地球、生命を創造され、地球に人間をお与えになりました。宇宙や地球を作ったということは、エホバ神には目的があったということです。

 エホバの証人はその目的を伝えるために、野外での奉仕活動に励んでいます。

 なぜ多くの人は聖書に記述されている神の名前がエホバであるということを知らないのでしょうか。それは「キリスト教の神はイエス・キリストである」と間違って認識している人が多いからです。

 イエスは聖書の中でときどき「神」という名称で呼ばれることはあっても、至高者であられるエホバ神とはまったく別の存在です。

 イエスは「神の子」であって、至高者であるエホバとは異なります。イエス自身が「父はわたしより偉大な方です。」といっています。

 それで神を賛美するといったときには、イエスを賛美してはいけないのです。イエス自身が「よいと呼ばれる方はおひとり(エホバ)だけです。」といっているからです。

 クリスチャンであれば「イエスを通してエホバに賛美を捧げる」というのが聖書にかなった方法です。

 イエスは天におられエホバの近くで一緒に働いているのであって、エホバとイエスが合体して一緒になっているわけではないのです。そのような合体した神は聖書にはまったくでてこないものです。

 信じられないと思われる方は、ぜひ聖書を実際に読んでみることをお薦めしたいと思います。

 神のお名前をぜひ多くの人に知っていただけたらと思います。