巡回監督と長老は、きわめて消極的なアドバイスしかできなくなっている

 アメブロなど、みなさんのブログを巡回しています。エホバの証人は、誇りを失って、非常に消極的な態度にこもるようになってしまいました。りんごさんのブログでも、こんな考え方のエホバの証人の人が紹介されていました。

何気なく読んでいたある方のブログのコメント欄での、某現役さんのコメントについて。

聖書を毎日読んでいると、些細なことはどうでもよくなってくるんだそうです。
寄付や1914年や性的虐待など、気にならなくなるそうです。

そういう感性なんだ〜〜(・_・;) | ひとりごちる

 りんごさんは、この人の感性とおっしゃってますけれど、もともとは、「長老」や「巡回監督」や「年配の力を持っている姉妹」が、教えたのだと思います。

最近なされがちなきわめて消極的なアドバイス

 エホバの証人の兄弟・姉妹たちは、うすうす協会のおかしさに気がつき始めています。もし素直で誠実な兄弟・姉妹ならば、そのことについて、長老に相談するはずです。長老も勝手に答えられませんから、巡回監督に相談します。そして、巡回監督は、日本支部へ相談します。そして、どういう、答えが返されるかというと皆さんも知ってのとおりの方針です。「エホバを待ちましょう」

 これがアレンジされて、いろいろな形がでてきています。読んだ物を列挙してみます。

  • いくら間違いの指摘であっても、統治体より先に言うのは、エホバに対して僭越です
  • 組織の間違いの些細な点に目を向けるのではなく、エホバとの個人的な関係に目をむけましょう
  • マイナスの部分に目を向けるのではなく、プラスの部分に目を向けましょう
  • 統治体の兄弟も不完全です。間違いもあります。それでも、指導の任に当たっている人に従うことは、エホバとの個人的な関係で重要です。
  • 組織は少しづつ正されていきます。今までも、漸進的な変化があって、組織は前進してきました。
  • 人は不完全です。エホバの証人の中にも悪い人が入り込むことがあります。
  • 神権的な方法で、問題は、解決されていく必要があります。
  • 人につまづくのではなく、エホバを見ましょう。

 こういう内容のことを、巡回監督や長老は、いろんな機会に、兄弟・姉妹に語っています。兄弟・姉妹は、それを、また他の人にもいいます。もちろん上記のような内容を語らせる、協会の目的は、真実にふれさせず、協会の責任を追求させないことです。

 でも、上のように、実際に、長老や巡回監督から、助言を受けると「そういう考え方もあるんだ」と納得してしまいます。特に、長い期間の間、自分を組織に捧げてきた人は、強い自己保身の気持ちから、自分を納得させる言葉を捜しています。それで、自分の気持ちを慰めてくれる言葉だと受け入れてしまいます。

 どうか、みなさん、兄弟・姉妹の自己保身の気持ちを、理解してあげてください。「長年、よいことを行ってこられましたね」と。この感情を汲み取ることが、心の壁を取り除くために、必要です。