制度が疲弊しているということを認識してほしい

 ものみの塔協会は、たくさんのうらみを買っています。その多くの原因は、組織主義で、個人を尊重しないという点からきているように思います。

 長老たちは、口癖のようにいいます「エホバの方法でものごとを行うように」と。でもここで、「エホバの方法」と呼ばれているものは、単に「統治体とものみの塔協会の方法」に過ぎません。

 人間が作った人間の制度なのに、それを「エホバの方法」と呼んで、会衆の兄弟・姉妹に誤解を与えるようなことを、長老や巡回監督たちはしています。エホバという言葉を使えば、兄弟・姉妹たちが、反抗ができないようなパターンに持ち込みます。

 疑問や改善点を口にしただけでも、長老や巡回監督は、それを権威によって押さえ込んで、それを反抗的とみなす傾向があります。残念なことに「長老に対して反抗した」とみなされれば、「会衆の平和を乱した罪」と定めて、排斥することも可能になっています。

 恣意的な排斥が可能になっているというのが、現在のエホバの証人の制度で、これは、最悪の制度です。日本支部と巡回監督と長老は、制度が疲弊しているということを素直に認めるのがよいと思います。そして、そういう認識をしてもらって、改善できる方向で、働くのがよいと思います。

 もしも「教義に対する批判・疑問は厳禁とされ、他の思考は許されない。」という発言を行い続けているとすると、それはレリジャスハラスメントです。嫌がらせといわれても、仕方のない発言です。

 ある姉妹は、ある意見を言ったところ、長老の指示によって、会衆全体から無視されるようになりました。もしこのようなレリハラが行われているのを発見したら、どうか、そのレリハラに参加しないでください。

 当人たちの事情を知らないのに、一方的に長老が決めた決定に従って、レリハラに参加しないでください。