エホバの証人は「ipad真理教」にはならないでほしい

 悲しいことに、エホバの証人は、このままでは、ipadで真理を伝える「ipad真理教」になってしまいます。日本の宗教団体で、もっとも信者のipad所有率が高いという、Appleへの貢献だけが誇れる宗教団体になろうとしています。

 去年の地区大会では、驚愕しました。エホバの証人の5〜7割くらいの人が、手にはipadを持っています。ものみの塔協会とAppleの広告担当がしかけた、広告戦略は、日本では、非常にうまくいっています。エホバの証人へのipad販売は、好調です。

 けれども、僕は、警告しておきたいと思います。どうか「ipad真理教」にならないでほしい。どうして、そういうのかって。それは、キリストが、神殿にやってきたときのことを思い起こしてほしい。

神殿の中の商売人を追い出したイエス・キリスト

 イエスは、神殿の中で商売をしていた商売人を追い出しましたね。

さて,彼らはエルサレムに来た。そこで[イエス]は神殿の中に入り,神殿で売り買いしていた者たちを追い出し始め,両替屋の台と,はとを売っている者たちの腰掛けを倒された。そして,神殿の中を通って器物を運ぶことをだれにも許そうとせず,「『わたしの家はあらゆる国民のための祈りの家と呼ばれるであろう』と書いてあるではありませんか。それなのに,あなた方はそれを強盗の洞くつとしました」と言って教えてゆかれた。
(マルコ 11:16-18)

 当時の神殿は、神について話が行われる場所でした。けれども、そこは、商売人たちであふれていたのです。商売人が悪いわけではありません。宗教が商売とくっついて、宗教施設で、商売が行われていたということが問題なのです。目的はお金であるのに、崇高なことを説く宗教指導者たちの偽善を、イエスは、批判していたのです。

 エホバの証人の兄弟・姉妹たち。みんなが持っているからという理由でipadを買うのではなくって、もう少し、宗教と商売の結びつきについて自覚を持ってください。そして、崇拝の場所に、商売を持ち込むことがないようにしてください。協会はたくさんのお金を、要求してきていますよね。そろそろ気がつくべきときですよ。行いを見て、本心をよく観察してください。

 協会は、ipadとクレジットカードを結び付けようとしていますよ。雑誌にも、クレジットカードとipadがセットになって出てきた回がありましたよね。少しづつ、本当の理由を言わずに、刷り込んでいけば、エホバの証人は、頭が悪いので、そのままコントロールできるだろうと考えていますよ。どうか、僕の声を聞いてください。僕は、真実を伝えています。

 神の言葉が語られる場所を、商売の場所にしないでください。