イエス・キリストの人物像 第3回 「イエスは大工職人だった」

 イエス・キリストという言葉を聞いたときに、まっさきにキリスト教というイメージを抱いて、宗教お断りという思考が働くと思います。でも、そんなふうな理解はとても残念。 もう少し、イエスについてお伝えしたい。

 ではでは、イエスの職業はなんでしょうか。イエスに職業なんかあったのと思うかもしれませんが、実はイエスが伝道活動をしたのは、30歳くらいから3年間だけなんですね。高校に通学する期間とおんなじくらいですね。

 ですので、それまでは、普通の仕事をしていたんです。イエスの父親であるヨセフという人は、大工として働いていて、聖書ではイエスは、大工の息子と書かれているんです。ですので、イエスは、伝道を行う前は、大工として働いていたんです。

 僕は大工さんじゃないので、詳しいイメージがわきませんが、きっと肉体的にかなりきつい仕事なんだろうと思います。重いものを運ぶので、体に筋肉がつくと思います。だから、イエスはきっと、がっちりとしたいい体してたんだろうなと思うんです。

 「聖書は実際に何を教えていますか」のp38ページのバプテスマのシーンの挿絵を見ると、けっこうイエスはいい腕をしています。

 前回はイエスイスラエル人という話をしました。今でいうアラブ系の人のイメージが近いのかもしれません。ひげを生やしていて、おそらくは短髪だったと思われます。職業は大工です。

 えっ、ほんとかなと思う方は、聖書を調べるとそういう記述があることがわかります。でひ読んでみてくださいね。

前へ 目次 次へ