長老は上位に属する特権を持つものが任命している

 長老が聖霊によって任命されているというのは、完全な嘘です。この嘘は、ものみの塔協会が、長老に権威を与えるための口実になっています。ものみの塔協会が、長老に権威を与えるのは、組織を管理するためです。

 長老という特権を与えて、それの満足感や削除される恐怖を利用して、長老を組織に仕えさせます。エホバやイエスや隣人ではなくって、組織に奉仕させます。

 エホバに奉仕していると思いながら、実際のところは組織に奉仕しています。それは、ものみの塔協会が、ものみの塔研究や公開講演の中で、組織と神を混同させるような誘導を、毎回毎回行っているからです。このようにして、神に奉仕していると思い込ませながら、組織に奉仕させることに成功しています。

 神に仕えていると信じていながら、心の中は、組織、組織、組織でいっぱいになっています。隣人を愛していると思い込みながら、組織への愛で心がいっぱいになっているので、個人を切り捨て、組織を弁護するということを、平気でおこないます。

 どうか長老たち、自分が組織という偶像に導かれていっているということを自覚してください。その先に見えるのは、本当に命への道ですか?

 長老たちは、そろそろ組織に奉仕するという考えや、組織の権威を利用するという考え方を捨てたほうがいいと思います。組織の権威を用いて、問題を解決することは、さらに大きな問題を、会衆にはらませるだけです。

 また長老たちは、自分が聖霊によって任命されたと錯覚しています。この錯覚が、長老をさらに傲慢にさせています。ですから、僕はいいますが、長老は、聖霊によって任命されているのではなく、上位に属する特権を持つ人によって任命されています。つまり、実質的に任命しているのは、巡回監督や地域監督です。

長老は上位に属する特権を持つものによって任命される

 単にあながたがは、人間によって任命されただけです。特権階級の上位から任命されただけで、神からの是認を得ていません。

 ただ長老は、組織の中間管理職としての能力が優れているという理由で任命さえるのであって、特に聖霊は関係がありません。あなたの愛の特質が優れているから任命されるのではなくって、組織の中間管理職としての能力が優れているから任命されただけです。ですから、他の兄弟に対して、傲慢になるのは、おやめください。

 また他の兄弟・姉妹の決定を長老が行うということはやめてください。圧力や威圧することもやめてください。