伝道の書

伝道の書第七章「罪をおかすことのない義なる者は,地にひとりもいない」

死ぬ日は、生まれる日に勝る。なぜなら、それが人の終わりだからだ。生きているものは、死を心に留めよ。 あなたは、自分の思いに急き立てられて、憤ってはならない。苛立ちは、愚かな者の心に宿るから。 神の行いを見よ。神が曲げたものをまっすぐにできる…

伝道の書を読む 第六章「後で何が起こるかをだれが告げることができようか」

たとえ、百回父になろうとも、どんなに長生きしようとも、自分の体がよいものに満ちていないのなら、月足らずで生まれてこなかった人ほうがましである。 たとえ人が百回父となり,長年生き,その年の日数が多くなったとしても,その魂が良いものに満ち足りて…

伝道の書を読む 第五章「神はその人を喜びに専念させておられる」

神の家に行くときには、あなたの足を守れ。聞くために近寄れ。神の前で、性急に言葉を出してはならない。神は天におられ、あなたは地にいるから。誓約をたてるなら果たせ。果たせないなら、誓約をしないほうがよい。ただ、まことの神をおそれよ。 大いなるも…

伝道の書を読む 第四章「彼らを虐げる者たちの側には力があった」

ソロモンは、虐げられている人たちの涙を見ます。彼らには、慰めてくれる人はいませんでした。弱い者たちは、見捨てられています。力を持っている人々が、彼らを虐げています。 そして,わたしは日の下で行なわれているすべての虐げの行為を見ようとして自ら…

伝道の書を読む 第三章「神は選び分けようとしておられる」

「何事にも定められた時がある」という言葉で始まる。「骨折って働いたからといって,その者にどんな益があろう。」働くことの虚しさをソロモンは繰り返し語る。 そして、神に関する思索が続いていく。神はすべてのものを時にかなって美しく作った。永遠を人…

伝道の書を読む 第二章「だれもがひとつの終局に向かっていく」

ソロモンは、多くの富・財産・奴隷を得た。ぶどう園をもうけ、あらゆる種類の果樹を植え、家々を建て、下男やはしため、牛や羊などの多くの畜類も持つようになった。 男の歌うたいたち、女の歌うたいたちももって、淑女たちももうけた。「わたしは自分の目が…

伝道の書を読む 第一章「すべてはむなしい」

「何とむなしいことか! すべてはむなしい」と、ソロモンはいいます。「あるようになったもの,それがあるようになり,行なわれたもの,それが行なわれるようになる。したがって,日の下には新しいものは何もない。」といいます。 伝道の書は、ソロモンの心…

破壊願望と支配の欲望

ぶっ殺してやりたい、ぶっ叩いてやりたい、崩壊させてやりたい、口を封じてやりたい、意見を封じ込めてやりたい、自分の思うとおりに動かしてやりたい、あの人を貶めてやりたい、とふと思うことはありませんか。 男性は攻撃的な面を表で見せることがあります…

食べ、飲み、働くことによって自分によいものを味あわせること、これが神の賜物である

伝道の書を読みました。ソロモン王は、いろいろなことを追い求めましたが、すべてはむなしいもののようでありました。あらゆるものを得ましたがそれもまたむなしいものでありました。 そして、ソロモン王は気づきます。何がよいことなのかと。それは、食べ、…

人が人を支配して害を及ぼす

人間の統治機構はうまくいっているのだろうかと考えたことはありませんか。現代は民主主義が世界的に主流な政治形態ですが、民主主義はうまくいっているのでしょうか。 ある人たちは、他の政治形態よりはうまくいっていると考えています。たとえば、共産主義…

食べものや飲み物は神が与えてくださった喜ぶべき貴重な賜物

僕たち人間は神のような霊的な存在ではないので、生きてゆくために食べることや飲むことが必要だ。そしてうれしいことに、ただ食べて栄養を補給するだけでなくて、食べることを楽しむことができる。 おいしいものを食べるととてもうれしくて、楽しい気持ちに…

死ぬときには何も携えていくことができない

古代のイスラエルの王様である人物にソロモンという人がいます。ソロモン王は裕福で、さまざまな所有物を持っていましたが、それに満足することはできませんでした。 人の中で最高の栄華を誇っていましたが、その彼が感じたものは風を追うようなむなしさであ…

創造物より創造者を賛美する

世の中には美しい芸術品がたくさんあります。家の中に飾ってインテリアにしたり、おしゃれをして身に着けたりして楽しんでいるのではないでしょうか。 わたしたちがそのような芸術作品を楽しむことができるのは、それをデザインした人がいるからです。デザイ…